伊香保石段街365段の歩き方|グルメ・駐車場・混雑回避完全ガイド

伊香保石段街365段の歩き方|グルメ・駐車場・混雑回避完全ガイド

伊香保石段街365段の歩き方|グルメ・駐車場・混雑回避完全ガイドの基本情報から最新動向までを一挙に解説しました。

伊香保のシンボルとして親しまれる石段街ですが、現在の段数が365段に整備されたのは2010年の改修工事によるものです。これには「温泉街が1年365日にぎわい、繁栄し続けるように」という深い祈念が込められています。石段の随所には1月から12月までの干支や日付にちなんだ刻印が施されており、自分の誕生日の段を探しながら登るという体験型の楽しみも定着しています。

歴史を遡ると、石段街の原型は戦国時代末期の天正4年(1576年)、武田勝頼の命を受けた真田昌幸・信幸らによって築かれた日本初の「温泉都市計画」にあります。長篠の戦いで傷ついた兵士を治療するため、傾斜地に石段を築き、その中央に木管を埋設して各宿へ平等に温泉を分流する「小間口(こまぐち)」と呼ばれる独自の配湯システムが考案されました。現在も石段の各所に設けられたガラス窓から、地中を滔々と流れる茶褐色の黄金の湯(こがねのゆ)を直接観察することができます。

365段を登りきった標高約700メートルの最上部に鎮座するのが伊香保神社です。大己貴命(おおなむちのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)を主祭神として祀り、古くから縁結び・子宝・安産・健康祈願のご利益があるパワースポットとして信仰を集めています。急勾配の階段を一歩ずつ登りきって参拝を果たすプロセスそのものが、自らの心身を清める象徴的な体験として多くの参拝客を惹きつけています。

前田 葵
著者

前田 葵

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。