上腕骨外科頚骨折で腕が上がらない?手術と全治の分岐点【2026最新】

上腕骨外科頚骨折で腕が上がらない?手術と全治の分岐点【2026最新】

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保存療法はもちろん、手術直後の安静保持期においても治療の成否を分けるのが適切な外固定です。現場で多用されるのが上腕骨外科頚骨折 三角巾やバストバンド固定方法です。単に腕を首から吊るすだけでは、歩行時や寝返りの際に上腕が前後に揺れ、骨折端にズレが生じて癒合不全を引き起こします。そのため、三角巾で腕を90度に保持した上から、幅広の胸部固定帯(バストバンド)や専用のアームスリングを用いて、上腕を体幹(胸郭)にしっかりと巻き付けて密着固定する処置が不可欠となります。

受傷から最初の2週間は、日常生活において細心の注意を払わなければなりません。衣服の脱ぎ着では「健側(痛くない側)から脱ぎ、患側(骨折した側)から着る」という脱健着患の原則を徹底します。前開きの服を選び、患側の腕を体から外側へ開く動作(外転・外旋)は骨折部を離開させる最大の危険動作であるため厳禁です。

入浴に関しても初期はシャワー浴に留め、患側の脇の下は乾いたタオルを挟んで蒸れや皮膚炎(間擦疹)を予防します。固定バンドを自己判断で緩めたり外したりする行為は骨癒合の遅延を招く最大の要因であり、皮膚の清潔を保ちながらも固定肢位を崩さない管理体制が求められます。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。