オオサンショウウオを見つけたら触るな?通報先や罰則・危険性を徹底解説

オオサンショウウオを見つけたら触るな?通報先や罰則・危険性を徹底解説

オオサンショウウオを見つけたら触るな?通報先や罰則・危険性を徹底解説とはどんな影響があるのか? 専門的な分析を簡潔に解説します。

オオサンショウウオをめぐる問題は近年、生態系を揺るがす深刻な局面を迎えています。中国原産のチュウゴクオオサンショウウオが国内へ持ち込まれた結果、賀茂川水系をはじめとする各地でチュウゴクオオサンショウウオ 交雑種問題が深刻化しました。これにより、外見上は在来種と判別が困難な交雑個体が爆発的に増加しています。

事態を重く見た環境省は、2024年7月以降、外来種および交雑種を特定外来生物に順次指定し、特定外来生物 規制の網を強化しました。現在、現場で見つかる個体には異なる法律が複雑に交錯しています。

項目在来種(在来オオサンショウウオ)外来種・交雑種(中国種・ハイブリッド)一般発見時の対応基準法的区分特別天然記念物(文化財保護法)特定外来生物(外来生物法)素人による目視判別はDNA鑑定なしには不可能違反時の罰則規定5年以下の懲役または100万円以下の罰金個人の無許可飼育・移動で3年以下の懲役または300万円以下の罰金どちらの法に触れても重罰(前科対象)となる主な生息地・環境中国地方、近畿、中部、岐阜などの清流河川・上流域都市近郊の中下流域、濁りのある水路など拡大傾向オオサンショウウオ 生息地 河川の境界が曖昧化行政の処置方針現場調査後、安全な元河川へ再放流・保護隔離施設への収容、遺伝子分析、原則防除(再放流禁止)安易に放流・移動させると生態系破壊の幇助に

表から明らかなように、外来種や交雑種であっても、個人が勝手に捕まえて持ち去ることは外来生物法違反に直結します。外見から「これは外来種だから持って帰って飼おう」などと判断することは絶対にしてはなりません。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。