旅行計画を立てるうえで避けて通れないのが、北海道11月気温と雪の現実的な把握です。気象庁の過去30年の観測データによると、札幌市の11月平均気温は約4.9℃。上旬は最高気温が10℃〜13℃前後まで上がる日がある一方、下旬には最高気温が5℃を下回り、夜間から早朝にかけては氷点下(冬日)を記録する寒さへと急変します。旭川市や道東エリアでは、下旬の平均気温が0℃前後にまで落ち込みます。
平年の初雪観測日は、旭川市で10月下旬、札幌市や函館市で11月上旬から中旬頃です。初雪が観測された際の北海道初雪時期のネットの反応をSNSや大手掲示板(5ちゃんねる、Yahoo!知恵袋など)で追うと、道外からの旅行者による生々しい声が目立ちます。
「11月上旬だからと秋用のトレンチコートで行ったら、夕方から霙(みぞれ)が降ってきて芯から冷えた」「道路の雪は解けているのに、夜間に黒光りしている場所でツルッと滑って転倒した」という失敗談が散見される一方、「観光客がほとんどいない小樽運河に静かに降る初雪が信じられないほどロマンチックだった」「露天風呂の湯煙と粉雪のコントラストが最高」といった、静寂の美しさを絶賛する声も根強く投稿されています。冬の訪れを五感で実感できる過渡期のドラマチックな気候こそが、11月特有の情緒を醸し出しています。