Q1:俯瞰の顔を描くと、どうしても幼い子供のような頭身や顔つきになってしまいます。大人の大人っぽさを残すコツはありますか?
A1:俯瞰は額が広く、顎が短く見える構図であるため、本質的に「幼児体型(ベビーシェマ)」の比率に近づきやすい特性を持っています。大人っぽさを維持したい場合は、眉と目の距離をあえて狭めて目元に陰影を落とし、鼻筋の通った立体的なシャドウを際立たせてください。また、首の太さをしっかり描き、僧帽筋(首から肩への筋肉のライン)を画面内に見せることで、成人の骨格であることを明確に主張できます。
Q2:斜め俯瞰を描く際、奥側の目の形がうまく取れません。どのような形状を意識すればよいですか?
A2:奥の目は、眼球という球体が「奥側の頬骨の影」に隠れていく意識を持つことが重要です。横幅を正面顔の半分以下(30〜40%程度)に強く圧縮し、縦長のシャープな楕円形をイメージしてください。さらに、目頭よりも目尻側がパースによって下がって見えるため、外側のラインを大胆に切り詰めることで、顔の曲面に沿った自然な収まりになります。
Q3:つむじの位置と分け目は、俯瞰構図ではどこに置くのが正解ですか?
A3:アイレベルの高さに比例して、つむじの位置は画面の「中央から上方」へと移動します。正面顔では見えなかった頭頂部奥の面が大きく露出するため、正面顔の感覚よりも指1〜2本分高い位置につむじを設定してください。そこから毛束が傘のように四方八方へ広がり、手前の前髪が額の丸みに乗っかる二重構造を意識すると、自然な奥行きが生まれます。