プロ直伝の水糸の張り方決定版!たるみとズレを防ぐ水平直角の極意

プロ直伝の水糸の張り方決定版!たるみとズレを防ぐ水平直角の極意

プロ直伝の水糸の張り方決定版!たるみとズレを防ぐ水平直角の極意を詳しくリサーチ! 読者が気になる 重要ポイントを分かりやすく展開します。

Q1:水糸はなぜ「水」という漢字が使われているのですか?濡らして使うものですか?
A1:水に濡らして使うわけではありません。昔の建築現場において、水平(平らな基準)を出すために水を入れた桶や樋(とい)などの水面を利用していた「水盛り(みずもり)」という技法に由来しています。水平を出す基準糸であることから「水糸」と呼ばれるようになりました。

Q2:張った水糸にブロックやレンガが当たってしまうのですが、糸に密着させて並べるのが正解ですか?
A2:絶対に密着させてはいけません。糸に資材が触れると、その瞬間に糸が押されて外側に膨らみ、それ以降に並べるすべての資材がどんどんズレて曲がっていきます。プロは必ず水糸から「1〜2ミリ程度」のわずかな隙間(チリ)を均一に空けて積んでいきます。この隙間を目視で一定に保つのがまっすぐ仕上げる秘訣です。

Q3:風が強い日に水糸が揺れて作業になりません。何か現場の対策はありますか?
A3:長距離で風を受けると糸が大きく共鳴・振動します。対策としては、①より細く風圧を受けにくい号数の糸(0.8号など)に変更する、②可能であれば中間に仮の杭を1本立ててスパンを半分にする、③水糸の端に適度な重りを吊り下げてテンションを一定に保つ、といった方法が現場で効果的です。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。