急に涙もろくなったのはなぜ?心身が出すSosと病気のサインを見抜く

急に涙もろくなったのはなぜ?心身が出すSosと病気のサインを見抜く

急に涙もろくなったのはなぜ?心身が出すSosと病気のサインを見抜くについて重要なポイントを解説いたします。最新の情報をチェックしてください。

Q1:仕事中などに急に泣きそうになったとき、その場で涙を止める応急処置はありますか?
A1:交感神経の急激な暴走を物理的にリセットする手法が有効です。冷たい水を一口ゆっくり飲む、手のひらのツボ「労宮(ろうきゅう:拳を握ったときに中指の先が当たる手のひらの中央)」を強めに押す、あるいは4秒吸って7秒止め8秒かけて吐く「4-7-8呼吸法」を試してください。また、天井や視界の高い一点をじっと見上げる動作も、眼球運動を通じて一時的に情動の回路を切り替えるのに役立ちます。

Q2:男性でも更年期で急に涙もろくなることは本当にあるのでしょうか?
A2:十分にあり得ます。男性ホルモンである「テストステロン」は闘争心だけでなく、精神の安定や決断力、バイタリティを支えています。40代以降の加齢や過度なストレスによってテストステロンが急落する「LOH症候群(加齢男性性腺機能低下症候群)」を発症すると、抑うつ感とともに感情の抑制が効かなくなり、些細なことで涙を流すようになります。内科や泌尿器科での血中ホルモン測定で判明します。

Q3:涙を流すこと自体はストレス解消(涙活)になると聞きますが、泣くのを我慢しない方がいいですか?
A3:感動や共感によって流す涙には、交感神経から副交感神経へスイッチを切り替え、ストレス物質を流し去る高いリラクゼーション効果があります。したがって、プライベートな空間で映画などを観て思い切り泣くことは非常に健康的です。しかし、「理由もないのに溢れ出る涙」や「泣いても苦しさが消えない涙」はリフレッシュではなく神経系の悲鳴(過負荷)です。この場合は我慢するかどうかではなく、根本的な休養や治療が必要となります。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。