近年、SNSや質問掲示板(Yahoo!知恵袋など)では、「最新のスマートフォンを買ったのに、記念写真の顔や背景の空が真っ白に飛んでしまう」「なぜ高級機でも白飛びを完全に防げないのか」という切実な悩みが数多く投稿されています。
報道関係の撮影現場やブライダルカメラマンの証言でも、この問題は頻出します。あるプロカメラマンは「屋外の結婚式において、新郎の黒いタキシードと新婦の純白のドレスが並ぶシチュエーションは最大の難所。カメラの自動露出任せにすれば、黒い布地に引っ張られてウェディングドレスの胸元が100%白飛びを起こし、取り返しのつかないクレームに発展する」と語っています。
日常のスマートフォン撮影においても、高度なHDR(ハイダイナミックレンジ合成)機能が裏目に出るケースが報告されています。現代の端末はシャッターを押した瞬間に複数枚の異なる露出を連写合成しますが、被写体が素早く動いたり、木々の葉が風で揺れたりすると合成アルゴリズムがエラーを起こし、明るい背景部分が合成処理から脱落して真っ白に抜け落ちてしまう現象が発生します。
日々の失敗を確実に防ぐためのスマホカメラ白飛び対策およびiPhone白飛び防止の具体的な実践手順は以下の通りです。
iPhoneをはじめとするスマートフォン撮影では、画面内で最も明るく白飛びさせたくない部分(人物の額、空の雲、白い衣服など)を一度タップします。するとフォーカス枠の横に「太陽のアイコン」が出現するため、これを指先で下方向へスワイプして露出を手動で下げます。目安として、肉眼で画面を見た際に「少し暗いかな」と感じるレベル(-0.7〜-1.0EV相当)まで落として撮影するのが現場の鉄則です。また、長押しして「AE/AFロック(自動露出・ピントの固定)」を作動させてから露出を下げることで、構図を微調整しても画面が再び明るく跳ね上がるトラブルを完全に防止できます。RAW記録が可能な機種であれば、Apple ProRAW等の非圧縮フォーマットを選択することで、後からの救済余地を格段に拡大できます。