横浜中華街の焼き小籠包徹底比較!鵬天閣と王府井の味や行列を検証

横浜中華街の焼き小籠包徹底比較!鵬天閣と王府井の味や行列を検証

横浜中華街の焼き小籠包徹底比較!鵬天閣と王府井の味や行列を検証の基本情報から最新動向までを徹底的にカバーしました。

横浜中華街食べ歩きにおいて、焼き小籠包の看板を掲げる店舗は十数軒にのぼります。その頂点に君臨し、常に比較の対象となるのが「鵬天閣(ほうてんかく)」と「王府井(わんふーちん)」です。上海名物の伝統的な正宗生煎包をルーツに持ちながら、両者が追求する味の方向性は驚くほど対照的です。

市場通りと中華街大通りの交差点近くに位置する鵬天閣(七里香・新館)の代名詞は、緑色の皮が鮮やかな「フカヒレ入り焼き小籠包」と「豚肉焼き小籠包」の2色盛り合わせです。こちらの特徴は、職人がガラス越しに手包みする皮の驚異的な「底面のカリカリ感」と「上部のモチモチ感」のコントラストにあります。中の肉汁コラーゲンスープは豚骨や鶏ガラ、香味野菜をじっくり炊き上げた清湯(チンタン)寄りの設計で、濃厚でありながら脂のしつこさを感じさせず、すっきりとした後味が際立ちます。

一方、大通りに本店を構え複数店舗を展開する王府井の「正宗生煎包」は、パンチの効いた力強い旨味が前面に押し出されています。厚めで引き締まった生地の中に閉じ込められているのは、国産豚肉の上質なゼラチン質が溶け出した濃厚濃密なスープです。ひと口かじると口いっぱいに広がる芳醇な肉のコクと醤油ベースのタレの主張は、ストリートフードとしてのインパクトを極限まで高めています。上品で素材の調和を楽しむ鵬天閣、ガツンと力強い満足感を叩き込む王府井という、明確なキャラクターの棲み分けがなされています。

山田 真由
著者

山田 真由

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