騙しコース制作において真っ先に理解すべきは、クソステ回避のコツと良質なトロールの境界線です。プレイヤーから嫌悪されるステージの大半は、「ドアを開けたら即マグマ」「完全な見えない二者択一」といった、プレイヤー側に何の判断材料も与えない運任せの即死トラップで構成されています。
一方、国内外で良質な騙しコース評判を勝ち取る職人の設計は、いわば「上質なお笑い」や「手品」と同じ構造を持っています。プレイヤーが「あそこに足場があるから乗りたい」「コインがあるから取りたい」と無意識に行動した結果、綺麗に罠にハマる――この心理誘導トラップの美しさこそが、やられた側に「悔しいけれど見事だ!」という爽快感を与えるのです。