バンドマンとしての田井中律のドラム演奏と使用機材へのこだわりも、本格派音楽アニメとしての見逃せないポイントです。彼女がドラムを選んだ動機は「ギターやベースみたいに細かい指の動きが苦手」「目立ちたいし、叩くだけでかっこいいから」という直感的なものでした。
作中で律が愛用しているドラムセットは、Yamaha Hipgig(メローイエロー)。コンパクトで持ち運びがしやすく、小柄な女子高生ドラマーの身体にフィットする名機です。シンバル類にはZildjian(ジルジャン)を採用し、スティックは小回りの利く細身のモデルをセレクト。身体全体を使ってパワフルかつタイトにビートを刻む彼女のリズムキープ力は、放課後ティータイムの安定したアンサンブルに欠かせない心臓部となっています。