都内のスーパーで買い物をしていた40代の会社員女性は、カートに迷わずガラス瓶を入れながらこう語る。「生のレモンを買っても、半分使って残りを冷蔵庫でカピカピにしてしまうことが多かった。でもこれなら無駄が一切出ない。1滴あたりの単価を考えても、今の時代これ以上の選択肢はない」。
青果売り場における生レモンの価格乱高下や品質のバラつきに対し、年間を通じて安定した品質と価格を提供する加工果汁の強みが改めて見直されている。切る手間、種を取る手間、そして捨てるゴミ。それらすべての「目に見えないコスト」をカットできるメリットは、多忙を極める現代人にとって想像以上に大きい。