松山市では、誤ったイメージの蔓延から郷土の誇りを守るため、昭和40年代から文化的な防衛と普及活動を本格化させました。
現在、「本家野球拳」は伊予鉄道や関係団体によって特許庁に商標登録されており、文化的な尊厳を傷つける無断利用から守られています。松山の人々にとって野球拳は、単なる酒席の遊びではなく、街の歴史とアイデンティティが詰まった大切な文化財です。
毎年8月に開催される四国有数の夏祭り「松山まつり(松山野球拳おどり)」では、伝統を受け継ぐ正調の演舞に加え、ロック調やサンバ調にアレンジされた躍動感あふれる団体パフォーマンスが披露されます。子どもから大人まで数千人の踊り手が街を埋め尽くし、松山の夏の夜を熱気と歓声で包み込んでいます。