ユニークな名称から近年のポップな観光施設と思われがちですが、ほしいも神社は由緒ある堀出神社(ほりでじんじゃ)の境内に鎮座する正式な神社です。堀出神社の歴史は古く、1663年(寛文3年)に徳川光儺(水戸黄門)が掘り出された神鏡や神剣をご神体として祀ったことに始まります。
ひたちなか市周辺は、明治時代から干し芋作りの一大拠点として発展してきました。先人たちの知恵と努力によって生まれた干し芋産業への感謝を捧げ、地域の発展を祈願するため、2019年(令和元年)11月23日に堀出神社の境内社として創建されたのが「ほしいも神社」です。
祭神には、食の神様である宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)をはじめ、干し芋作りの基礎を築いた宮崎利七、小池吉兵衛ら5名の先駆者が「ほしいもの神様」として祀られています。「干し芋」の音に「欲しいもの」を重ね合わせ、「欲しいものがすべて手に入る神社」として広く信仰を集めるようになりました。