インターネット上の掲示板やSNSでは、愛知県の高校入試に関して極端な言説が散見されます。現場の検証から判明した代表的な誤解を是正します。
誤解1:「当日点さえ取れれば内申点は関係ない」
愛知県公立高校の一般入試では、校内順位決定方式において「当日点重視(マークシート得点を2倍または1.5倍)」を採用するトップ校が増加しました。これを受けて「内申点は20台後半や30前半でも当日点で逆転できる」という書き込みが見られますが、これは極めて危険な認識です。
実際のトップ校受験者層は、ほぼ全員が内申点40以上を確保した上で当日点勝負に臨みます。内申点が数点低いだけで当日点に数問分のハンディキャップを背負うことになり、1問のケアレスミスが命取りとなる上位層の争いでは決定打になりかねません。愛知県高校内申点目安を意識した中学校生活での評定確保は、現在も合格の最低条件です。
誤解2:「推薦選抜は部活動の実績がないと受からない」
近年改定された愛知県公立高校推薦選抜条件では、従来のスポーツ・文化活動の実績だけでなく、中学校長からの推薦を必要としない「特色選抜」の導入や、自己PR・面接・プレゼンテーション等を重視する人物評価型選抜が広がっています。探究学習での成果や地域ボランティア活動、明確な志望動機と表現力を持つ生徒に対しても門戸が大きく開かれています。