「時間が経つと毛穴に白い粉がポツポツと溜まる(毛穴落ち)」あるいは「塗った直後から粉が浮いて粉を吹いたようになる(粉浮き)」というトラブルは、皮膚生理学的なメカニズムを理解することで確実に防ぐことができます。
毛穴落ちが起きる主原因は、「過剰な皮脂」と「毛穴の凹凸に対する間違ったブラシワーク」です。ファンデーションを上から下へと一方方向に撫でるように塗ると、すり鉢状になった毛穴の入り口上部にしか粉が乗らず、皮脂が分泌された瞬間に粉が毛穴の底へ雪崩のように落ち込んでしまいます。
毛穴落ちを根本から防止するための実践テクニックは以下の3点です。
- 毛穴補正下地をクルクルとすり込む:皮脂吸着成分やシリコンベースのポアプライマーを、毛穴の気になる小鼻や頬に下から上へと逆らわせるように薄く馴染ませる。
- ブラシを下から上へ動かす:ファンデーションを乗せる際、ブラシやスポンジを「下から上」へ微細に動かし、毛穴のくぼみに粉を均一にフィットさせる。
- スキンケア直後の油分をティッシュオフ:下地を塗る前に、ティッシュを1枚顔に乗せて余分なスキンケアの油分をオフする。この一手間で密着力が劇的に向上する。
粉浮きに関しては、肌表面の「角層水分量の低下」が引き金となります。ファンデーション自体の油分量が少ないため、角層がめくれ上がっていると粉体が均一に定着しません。メイク前のスキンケアで化粧水を2〜3回重ねづけし、うるおいで満たされた肌状態を作ることが絶対条件です。