関西の老舗・力餅食堂の知られざる歴史!おはぎと存続の危機

関西の老舗・力餅食堂の知られざる歴史!おはぎと存続の危機

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最盛期には関西一円に100店舗以上がひしめき合っていた。しかし、これほど巨大なネットワークでありながら、資本によるチェーン展開を行わなかった点が極めてユニークだ。支えたのは、独自ののれん分け制度である。

暖簾を掲げることを許されたのは、創業者の血縁者や、長年修業を積んで信頼を得た親族に限られていた。各店の店主たちが結成した「力餅食堂のれん会」は、品質の維持と互助の精神を保つための強固な結束組織として機能。各店舗は独立した個人事業主でありながら、共通の屋号と「赤地に白抜きの力文字」の暖簾を共有し、暖簾の価値を守り合ってきたのだ。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。