根治のための治療法は、袋ごと完全に除去することです。主な術式として、従来からの切開による摘出手術と、負担の少ないくり抜き法(パンチ法)の2種類が存在します。
従来の摘出手術は、腫瘍の直上を紡錘形に切開して袋全体を丁寧に剥離・摘出する方法で、再発率が極めて低い確実な手技です。一方で「くり抜き法」は、特殊な器具で皮膚に小さな穴をあけ、そこから内容物を絞り出した後に収縮した袋を引き抜く手法です。傷口が小さく抜糸も不要または最小限で済むため、近年広く選択されています。病変の大きさや炎症の有無に応じて、最適な術式が選択されます。