カットで形を整えた次に欠かせないのが、髪色の選定だ。どれほど洗練されたフォルムであっても、髪色が肌のトーンと喧嘩してしまえば全体がくすんで見えてしまう。ここで威力を発揮するのが、日本パーソナルカラー協会などが普及を進める「パーソナルカラー診断」の知見だ。
イエローベース(春・秋)とブルーベース(夏・冬)の肌特性に応じ、最適なヘアカラーを導き出す。透明感のある青み肌(ブルベ夏)にはシアーなアッシュグレーやローズブラウンが映え、温かみのある肌(イエベ秋)にはオリーブベージュや暖色系のココアブラウンがしっくり馴染む。パーソナルカラー診断に基づいたカラーリングは、顔色をパッと明るく見せ、肌の凹凸や毛穴を目立たなくする視覚効果を持つ。髪型と髪色のダブルのアプローチが揃って初めて、真の「似合わせ」が完成する。