なぜ人々は、リスクを冒してまでインスタで知人の悪口を投稿してしまうのか。その根底には、SNS特有のショートコンテンツがもたらす脳内ドーパミンの過剰分泌と、共感を求める渇望がある。
「自分は被害者である」「こんな酷いことをされた」というストーリーを投稿し、友人からの「大丈夫?」「酷いね」というDMやスタンプのリアクションを得ることで、歪んだ形で承認欲求を満たす悪循環が生じている。24時間で消えるという心理的ハードルの低さが、罪悪感を麻痺させ、一時の感情的な発露を衝動的にボタン一つで世界に発信させてしまうのだ。