日本スポーツ振興センター(JSC)の災害共済給付データによると、組体操における事故の多くは「技をほどく瞬間」や「指導者の死角での練習中」に発生しています。組体操の事故防止ガイドラインを徹底することは、指導案作成時の必須命題です。
特に飛行機技において遵守すべき安全対策の鉄則は以下の3点です。
- マットの敷設と補助員の常時配置:練習初期は必ずセーフティマットを使用し、左右に補助児童または教員を1名ずつ配置して、乗る側の肩や骨盤を支えられる体制を整える。
- 「降り方」の徹底指導:バランスが崩れた際に無理に技を継続させず、乗る側は土台の手を握ったまま素早く足から着地する「エスケープ動作」を最初に習得させる。
- 合図(コール)の完全同期:「せーの、イチ・ニ・サン」の掛け声で動作を完全に同期させ、不意のタイミングで土台が足を伸ばす事故を未然に防ぐ。