購入後の不満として最も多く挙げられるのが、「UVカット率の高さに惹かれて買ったものの、昼間なのにリビングが薄暗くなった」という室内環境の悪化です。
UVカットレースカーテンが紫外線を遮る仕組みには、主に「紫外線吸収剤の塗布・練り込み」と「高密度な特殊繊維による光の遮断」の2通りがあります。安価で高いUVカット率(95%以上など)を謳う製品の多くは、太い糸を高密度で織り上げているため、紫外線だけでなく人間が明るさを感じる可視光線まで大幅に遮ってしまいます。これが、UVカットカーテンを導入すると部屋が暗くなる直接的な理由です。
さらに、プライバシー保護として人気の高いミラーレースカーテンにも固有のデメリットが存在します。
- 夜間の視認性逆転:裏面に光沢糸(ブライト糸)を編み込み太陽光を反射させる構造のため、外が暗く室内が明るい夜間は、外から室内の様子が見えやすくなります(夜間も視線を遮るには「遮像機能付き」の選定が必須)。
- テカリ感と質感の無機質さ:特殊糸の光沢によって、部屋の内側から見た際にビニールライクなギラつきや圧迫感を感じるケースがあります。
- 眺望の悪化:外からの視線を遮ると同時に、室内から外の景色(庭や空)も見えにくくなり、開放感が損なわれます。