ラッシングベルトの正しい使い方と外し方|プロが教える荷崩れ防止術

ラッシングベルトの正しい使い方と外し方|プロが教える荷崩れ防止術

ラッシングベルトの正しい使い方と外し方|プロが教える荷崩れ防止術にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。

ラッシングベルトは、歯車(ギア)と爪(パウル)を組み合わせたラチェットバックル、耐摩耗性に優れたポリエステル製ベルト、先端のフック(ワンピースタイプやアイタイプなど)で構成されています。トラックの庫内にあるラッシングレールのかけ方には、明確な安全基準が存在します。

トラック輸送の現場で広く使われる「ワンピースフック(Eクリップ)」の場合、レールの穴に対して斜め45度で差し込み、カチッとロックピンが噛み合うまで水平に戻します。全日本トラック協会の安全指導員は取材に対し、「フックが爪先立ちのように半掛かりになった状態でテンションをかけると、輸送中の振動でレールごと破損して重大な荷崩れを引き起こす」と警鐘を鳴らしています。

トラックの荷台で一般に「ガチャ」と呼ばれるこの器具は、テコの原理を利用して人間の腕力の数十倍にあたる締め付け力を生み出します。まずはベルトのねじれを完全に解消し、荷物の角に当たる部分にはコーナープロテクター(当てゴム・当て布)を配置することが、ベルト破断と積載物破損を防ぐ下準備となります。

伊藤 翔太
著者

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。