受検票やウェブ上の合否結果を見て「リーディングが半分も取れていないのに、なぜか合格していた」と首をかしげる受検者は後を絶ちません。この現象を理解する鍵が、日本英語検定協会が採用している英検CSEスコア 合格点の計算ロジックにあります。
英検準2級の一次試験におけるCSEスコアの合格基準は「1322点」(満点1800点)に設定されています。配点はリーディング(R)、リスニング(L)、ライティング(W)の3技能に各600点ずつ均等に割り振られており、各技能で極端な偏りがなく総合計が1322点に達した時点で一次試験合格となります。
ここで最大のポイントとなるのが、英検準2級のライティング配点傾斜です。リーディングが約37問、リスニングが30問あるのに対し、記述式のライティングは配点ウェイトが極めて高く設計されています。つまり、語彙力や長文読解(リーディング)で多くの失点があっても、ライティングで構成・文法・語彙の基準をクリアして高いCSEスコア(500〜550点前後)を獲得できれば、全体の合計点が引き上げられて一次試験ギリギリ合格を達成できる構造になっています。