外見的な魅力から始まる国際恋愛ですが、交際が深まるにつれて直面するのが国際恋愛のリアルな本音と文化的な摩擦です。編集部が実施した経験者インタビューでは、特に以下の3点において多くの日本人女性が葛藤を抱えています。
告白文化のない「デーティング期間(Dating Period)」の不安
日本のように「告白して正式に付き合う」というプロセスを踏まない文化圏(特に欧米)では、複数人と同時にデートを重ねながら相性を確かめるデーティング期間が存在します。この期間中は独占的な関係(Exclusivity)ではないため、「私たちは付き合っているのか、ただの友達なのか」と悩み、精神的な消耗を強いられるケースが後を絶ちません。関係を明確にするには、相手の顔色を窺うのではなく「What are we?(私たちの関係はどう定義されているの?)」と直接対話する勇気が求められます。
「察する」が通用しないローコンテクスト・コミュニケーション
言葉にせずとも空気を読む「高コンテクスト文化」の日本に対し、欧米圏は言葉で論理的に意図を伝える「低コンテクスト文化」です。不満や希望を態度で示しても相手には伝わらず、「言わない=問題がない」と解釈されます。不満を溜め込んで突然感情を爆発させる態度は、相手にとって最も理解しがたい行動となります。