この圧倒的な変革の舵を取るのは、日野田直彦校長だ。民間企業経験を持ち、公立高校改革でも目覚ましい実績を残してきた同氏の着任以降、学校法人武蔵野大学の強烈なバックアップのもと、校内の意識改革とシステム刷新が加速した。
日野田校長が打ち出すメッセージは明快だ。「過去の成功体験を捨て、世界で生き残る力を身につけよ」。校長室の扉は常に開かれ、生徒や教員との対話が日常的に行われている。トップダウンの指示出しではなく、生徒一人ひとりが「自立した学習者」として主体的に行動する文化の醸成。学校法人武蔵野大学の経営基盤と、改革派リーダーの化学反応が、旧態依然とした私立学校の常識を打ち破り続けている。