宮崎の高校野球史を振り返る上で欠かせないのが、全国の大舞台で幾度となく名勝負を演じてきた伝統校たちの足跡です。「歴代優勝校まとめ」を紐解くと、時代ごとに宮崎の勢力を二分、三分してきたライバル関係が鮮明に浮かび上がります。
強打と機動力を武器に幾度も全国選手権へ出場を果たしてきた日南学園高校野球部は、粘り強い野球で一時代を築き上げました。一方、2013年夏に甲子園準優勝という宮崎県勢初の快挙を成し遂げた延岡学園高校野球部は、堅守と勝負強さを兼ね備えた洗練されたプレースタイルで、県民に大きな感動をもたらした存在です。
さらに、公立屈指の伝統を誇る宮崎商業高校野球部は、泥臭く泥にまみれながら一点をもぎ取る緻密なスモールベースボールで幾度となく王座に君臨してきました。これらの伝統校が刻んできた激闘の歴史があるからこそ、現在の宮崎県高校野球は高い競技レベルを保ち続けています。