ズボン裾上げを切らずに手縫いで綺麗に!元に戻せる簡単裏ワザ徹底解説

ズボン裾上げを切らずに手縫いで綺麗に!元に戻せる簡単裏ワザ徹底解説

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スラックスやスーツの裾上げにおいて、最も重要視されるのが「表側に縫い目や糸の引きつれを出さないこと」です。テーラーやアパレル縫製の現場でも使われるズボン裾上げ手縫いまつり縫いやり方の基本と、表から糸を完全に見せないためのプロのコツをステップ順に解説します。

まず理解しておくべきは、手縫いにおける2大基本技法である「流しまつり縫い」と「奥まつり縫い」の使い分けです。

流しまつり縫い裾上げ手順:日常使いのスラックスや制服に最適なスピード重視の技法です。裾を内側に折り返した端の折り山から斜めに針を出し、表地の織り糸をわずか1本だけすくって、再び折り山の裏側へ斜めに糸を通していきます。等間隔(約1.0cm〜1.5cm)で斜めに糸を渡していくため、作業効率が極めて高く、適度な伸縮性が生まれて着用時に糸が切れにくい特徴があります。

奥まつり縫いやり方:礼服や高級ウールスーツなどで用いられる、表からも裏(折り返し端)からも糸を隠す最高峰の手縫い技法です。裾の折り返し端を約5mm手前に倒し、布地と布地の隙間(奥)に針を通していきます。表地の裏側から1本だけ繊維をすくい、次に折り返し側の裏地をすくう動作を繰り返すため、着用時に足の指やかかとが裾上げの糸に引っかかる事故を物理的に防ぐことができます。スーツ裾上げ自分で手縫いを行う際は、この奥まつり縫いを選択するのが最も安全です。

裾上げ手縫い表から見えないコツ:表地に針を通す際、布を深くすくいすぎると表側に点のような凹みや糸の引きつれ(パッカリング)が浮き出てしまいます。針先で表地の「タテ糸またはヨコ糸を1本〜2本だけかすめる」感覚ですくうのが鉄則です。また、縫い糸を強く引っ張りすぎず、布地が自然な平面を保てる程度の「ゆるやかなテンション」を維持して縫い進めることが、既製品のようなフラットな仕上がりを生む決定打となります。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。