SNSやネット掲示板のクラフトコミュニティで最も頻発している失敗相談が、「本家パーラービーズと100均ビーズを同一作品内で混ぜて使った結果の仕上がり不良」です。
「同じプラスチックビーズだから混ざっても問題ない」と誤解されがちですが、実際にはメーカーによって使用している樹脂の配合比率や密度が異なります。その結果、ビーズが溶け始める「融点」に数度のズレが生じます。
融点が異なるビーズを同じプレート上で同時に加熱すると、100均のビーズが完全に溶けて平らになっているにもかかわらず、本家ビーズはまだ溶け始めの段階にとどまるという「熱ムラ」が発生します。この状態で無理に全体をくっつけようと加熱を続けると、片側だけが極端に薄く潰れて穴が塞がり、もう片側は接着強度が足りずにポロポロと脱落する原因になります。1つの作品を作る際は、必ず同一メーカーのビーズで統一することが完成度を高める鉄則です。