紅葉シーズンの11月や新緑のゴールデンウィーク期間中、高尾山の山麓駅周辺は数万人規模の人出で埋め尽くされます。ピーク時間帯には、リフト・ケーブルカーともに最長40分〜60分待ちの行列が発生することも珍しくありません。
現場取材と長年の運行傾向から導き出した、待ち時間を劇的に減らす立ち回りテクニックを解説します。
チケット購入のポイントとICカードの活用
山麓の清滝駅前広場にある自動券売機や窓口では、リフト・ケーブルカー共通の乗車券を販売しています。支払いは現金のほか、SuicaやPASMOなどの主要交通系ICカードが利用可能です。乗車券売り場自体に行列ができている場合でも、交通系ICカードを持っていれば改札口の簡易リーダーにタッチするだけで直接入場できるケースがあり、切符購入の時間を短縮できます。
登りと下りで交通手段を分ける「ハイブリッド乗車」
高尾山観光を最も効率的かつ満喫するための王道ルートは、「行きはリフトで爽快感を味わい、帰りはケーブルカーで素早く下山する」またはその逆の組み合わせです。往復券(950円)は片道ずつ別々に購入する(490円×2=980円)よりも30円割安であり、乗車時にどちらを使うかをその場で選べるため、最初から往復券を購入しておくのが最も経済的です。
混雑ピークのタイムテーブルと回避策
- 登りのピーク(山麓):午前10:00〜12:00。この時間帯を避けるには、リフト運行開始直後の午前9:00台前半に山麓駅へ到着するのがベストです。
- 下りのピーク(山上):午後14:30〜16:30。山頂からの下山客が一気に集中します。リフトは夕方(16:00〜16:30頃)に営業を終了するため、下りリフトを利用したい場合は14:00前までに山上駅へ向かうスケジュールを組む必要があります。