2018年に連続ドラマとしてスタートした『義母と娘のブルース』。主人公・宮本亜希子を演じる綾瀬はるかの凛とした立ち振る舞いと、どこか不器用な愛し方は、放映開始直後から大きな反響を呼んだ。亡き夫・良一(竹野内豊)からのバトンを受け取り、娘のみゆき(上白石萌歌)を育て上げる覚悟を決めた亜希子。彼女が繰り出すビジネス用語満載の子育て論は滑稽でありながら、その裏には常にまっすぐな愛情が溢れていた。
単なるコメディの枠を超え、笑いと涙が絶妙に交錯する展開は、平成から令和へと時代を跨ぐテレビドラマの金字塔となった。回を重ねるごとに深まる二人の絆。それは、血縁を超えた「家族」という概念の美しさを、私たちに問いかけ続けたのである。