飼育検討者からよく寄せられる「羽色によって性格がおとなしかったり凶暴だったりするのか」という疑問ですが、結論から言えばコザクラインコの色による性格の違いに科学的な根拠はありません。コザクラインコは全般的に感情表現が豊かで、パートナーと認めた飼い主にはベタ慣れする一方、縄張り意識や嫉妬心が強いという共通の種的特徴を持っています。性格の差は羽色ではなく、生まれ持った個体差や雛期の接し方、育った環境に起因します。
また、お迎え後に多くの飼い主が驚くのが羽色の変化です。このコザクラインコの色変わりが起きる理由は、生後半年から1年前後で訪れる「雛換羽(ひなかんう)」にあります。雛の時期は外敵から身を守るために全体的にくすんだ色合いをしており、嘴にも黒い斑が残っています。これが初めての大換羽を迎えることで、額の赤やオレンジが鮮明に広がり、胴体の羽毛も本来の艶やかで深みのある成鳥カラーへと完成していきます。