大相撲の親方になる条件と年収!年寄株の億超え相場と部屋継承の裏側

大相撲の親方になる条件と年収!年寄株の億超え相場と部屋継承の裏側

話題沸騰中の 大相撲の親方になる条件と年収!年寄株の億超え相場と部屋継承の裏側について、多角的な視点をご紹介しています。

資格を満たした力士の前に立ちはだかる最大の壁が、「年寄名跡(親方株)」の取得です。名跡の総数は105名分しか存在せず、空きが出ない限り新たな親方は誕生しません。

かつて年寄株は数千万円から高額なものでは2億円〜3億円以上で個人間売買されていた歴史があります。2014年の公益財団法人化に伴い、年寄名跡は相撲協会の管理下に入り「名跡の売買や譲渡に伴う金銭授受は禁止」と規定されました。しかし、実質的には引退後の生活保障や遺族への対価として、水面下で多額の資金が動いているという見方が角界関係者の間では根強く残っています。

名跡が手に入らない力士は、一時的に他の親方から株を借りる「借株(かりかぶ)」で現役引退・襲名を行うケースもありますが、借株親方は部屋を新設したり継承したりする権利を持てず、真の所有者が現れれば名跡を返却しなければならない不安定な立場に置かれます。

大相撲における部屋継承の理由は、師匠の定年や急逝、または師匠の娘との婚姻による婿入りなど多岐にわたります。部屋の施設・土地と年寄名跡をセットで引き継ぐには莫大な資金と後援会の承認が必要不可欠であり、親方襲名の経緯には常に土俵外の人間ドラマが渦巻いています。

清水 千尋
著者

清水 千尋

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。