リチャードソンジリスを見た多くの人が「プレーリードッグと何が違うのか」という疑問を抱きます。外見こそ酷似していますが、生物学的分類や法的な位置づけには大きな隔たりがあります。
かつてペットとして広く流通していたプレーリードッグ(オグロプレーリードッグ)は、ペストなどの人獣共通感染症を媒介するリスクから、2003年施行の感染症法によって輸入が原則全面禁止となりました。現在国内にいるわずかな個体は高額で取引され、飼育のハードルは極めて高くなっています。
一方、リチャードソンジリスは輸入や飼育が法的に認められているエキゾチックアニマルです。体長はプレーリードッグ(約30〜40cm、体重1kg超)に比べて一回り小さく、体長約20〜30cm、体重400〜600g程度と日本の住宅事情でも飼育しやすいサイズ感にとどまります。この適度な大きさと、リス科特有の豊かな表情や愛くるしい動きこそが、多くのファンを惹きつけてやまない理由です。