近年の学校教育現場を取り巻く大きな変化である「中学校部活動の地域連携・地域クラブ活動への移行」は、ソフトテニスの勢力図にも確実な変化をもたらしている。学校単体の部活動だけでなく、地域の民間クラブや複合チームとしてエントリーする選手たちが存在感を示し始めているのだ。
外部の専門コーチから最新のスポーツ科学に基づいたフィジカルトレーニングやメンタル指導を受ける選手が増えたことで、フィジカルコンディションの仕上がりには目を見張るものがある。学校の教員が抱える負担を軽減しつつ、質の高い指導環境を確保するこの新たな形態は、これからのジュニア育成のスタンダードになりつつある。
もちろん、放課後の限られた時間の中でチームワークを磨き上げてきた公立中学校の部活動チームも負けてはいない。仲間と共に泥臭くボールを追いかけてきた絆を武器に、強豪クラブチームに真っ向勝負を挑む姿は、見る者の心を熱くさせた。