ドッグフードの食いつきを良くするため、表面に動物性油脂を吹き付ける「オイルコーティング」は業界の常識とされてきた。食いつきは手軽に上がる。しかし、その油脂の酸化を防ぐために強力な抗酸化剤が必要となり、涙やけや皮膚トラブル、消化器系への負担の一因として指摘されてきた。
敢えてその常識を捨てた。オイルの誤魔化しを排し、出汁と素材そのものの旨味で勝負する。当然、製造ラインの管理は極めて煩雑になり、コストも跳ね上がる。それでもオイルコーティングを行わない姿勢を貫いたことが、結果として毛並みの悩みや目元の汚れに悩む愛犬家たちからの強い支持を獲得する最大の要因となった。