なぜここまで順位の行方がメディアやサポーターの間で熱く議論されるのか。その最大の理由は2026年W杯ポット分け条件にあります。
アメリカ・カナダ・メキシコの3カ国共催となる2026年大会から、出場枠は従来の32カ国から48カ国へと大幅拡大されました。グループリーグは4カ国×12グループで構成され、組み合わせ抽選ではFIFAランキング順に出場国が4つの「ポット(Pot 1〜Pot 4)」へ12カ国ずつ振り分けられます。
ポット分けの基本ルールは以下の通りです。
- ポット1(最上位):開催国3カ国(アメリカ、メキシコ、カナダ) + FIFAランキング上位9カ国
- ポット2:FIFAランキング上位10位〜21位前後の出場国(12カ国)
- ポット3:FIFAランキング中位の出場国(12カ国)
- ポット4:FIFAランキング下位および大陸間プレーオフ勝者(12カ国)
日本がランキング15位前後を死守することは、ポット2への確実なシード入りを意味します。ポット2に入れば、グループリーグで欧州や南米の第2シードクラス(ウルグアイ、クロアチア、デンマークなど)との同組対戦を回避でき、決勝トーナメント進出のハードルを大きく下げられます。仮に上位国の脱落次第でポット1に滑り込むような奇跡が起これば、グループ最強シードとして大会に臨むという歴史的快挙すら視野に入ります。