BLACKPINKを語る上で欠かせない転換点が、「グループ活動はYGエンターテインメント、個人活動は各々の新拠点」という契約形態の確立です。この決断に至った経緯と、ソロ移籍後のメンバー間の関係性に迫ります。
YG側との長期にわたる協議の末、4人は「BLACKPINKという母体」を守りつつ、個人のクリエイティブな自由度を最大化させる道を選びました。ジェニーは自らのレーベル「OA」を設立して表現の主導権を握り、リサは「LLOUD」を通じてハリウッド進出を含むグローバル活動を加速。ジスは実兄の支援を受け「BLISSOO」を立ち上げて俳優業へ注力し、ロゼは長年BLACKPINKの音楽を手掛けてきたプロデューサー・TEDDY率いる「THEBLACKLABEL」および米アトランティック・レコードとタッグを組みました。
一部で囁かれた「ソロ移籍による不仲説」や「空中分解の懸念」は、活動実態によって完全に払拭されています。互いのソロ曲がリリースされた際にはSNSで即座に応援メッセージを送り合い、撮影現場へコーヒーカーを差し入れするなど、その絆はむしろ強固になっています。個々が異なるフィールドで頂点を極めることで、グループとしてのバリューを何倍にも高めるという、前例のない持続可能なアイドルモデルを体現しているのです。