在日ファンクの音楽性を語る上で欠かせないのが、ジェームス・ブラウンをはじめとするディープ・ファンクへの深い敬意と、それを日本語の歌謡性へ昇華させる挑戦だ。シャウト一発で会場の温度を爆発させるパフォーマンスは、彼の肉体そのものが一つの楽器であることを物語っている。
演技においても、この「ファンクな身体性」は随所に発揮される。セリフの間の取り方、視線の動かし方、歩き方のリズム——すべてが計算された記号ではなく、音楽的なビートに乗って自然発生的に繰り出されるため、見る者は彼の芝居に嫌みのないリアルさを感じるのだ。