彼の人生を語る上で、過熱するワイドショー報道や私生活での苦難を避けて通ることはできない。長男とのDNA鑑定をめぐる騒動など、メディアの格好の標的となり、プライベートの極私的な問題が日本中に暴かれた時期があった。
カメラのフラッシュが浴びせられる中、彼は決して他者を過剰に攻撃せず、ただ事実と向き合い続けた。傷つき、疲弊しながらも、表現の場から逃げ出さなかった。試練を過剰に悲劇化せず、淡々と受け止めて生き抜く姿に、やがて世間の風向きも変化していく。数々のゴシップを乗り越えた末に手に入れたのは、何物にも怯まない精神的なタフさだった。