生理中のお風呂で湯船はNg?経血が出ない理由と正しい入浴法を徹底解説

生理中のお風呂で湯船はNg?経血が出ない理由と正しい入浴法を徹底解説

生理中のお風呂で湯船はNg?経血が出ない理由と正しい入浴法を徹底解説についての最新情報を徹底解説します。

生理痛の主な原因物質は、子宮を収縮させる「プロスタグランジン」です。下半身が冷えて血行不良に陥ると、この物質が骨盤内に滞留し、痛みがより増幅してしまいます。ここで力を発揮するのが、生理痛をお風呂で温める効果です。

女性ライフクリニック新宿院長の早田輝子医師(医学博士)らの解説によると、38〜40度程度のぬるめのお湯に10〜20分ほど浸かることで、副交感神経が優位になり血管が拡張します。骨盤周りの血流が劇的に改善され、局所のうっ血が取り除かれるため、生理特有の鈍痛や腰の重だるさが軽快します。

一方で懸念される生理中のお風呂の感染症リスクについてですが、健康な状態であれば膣内には自浄作用(デーデルライン桿菌による弱酸性の環境維持)が備わっており、家庭の清潔な湯船から雑菌が侵入して重篤な感染症を引き起こす可能性は極めて低いとされています。ただし、生理中は子宮頸管がわずかに開いているため、何日も換えていない古い残り湯に入るのは避け、必ず沸かしたての清潔な1番風呂または清掃直後のお湯を利用することが大前提です。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。