ネット上では「伊勢海老や鮑は高級旅館でしか食べられない」「伊勢の夜は早く終わるため選択肢がない」といった言説が散見されますが、これは半分正しく、半分は誤解です。伊勢市で安くて美味しい居酒屋が存在する理由は、漁港との物理的距離の近さと、仲買人との直接取引にあります。
南伊勢町や鳥羽市の漁港から車でわずか30〜40分圏内に位置する伊勢市内の居酒屋では、仲介手数料を最小限に抑えたルートが確立されています。そのため、都市部では1尾1万円近くする伊勢海老のお造りや鬼殻焼きが、仕入れ状況次第では3,000円台〜4,000円台でメニューに載る場面も珍しくありません。
また、営業時間の面でも「伊勢市内の深夜営業居酒屋は皆無」と思われがちですが、伊勢市駅八間通周辺や宇治山田駅高架下近辺には、深夜24時以降も営業を続ける個人居酒屋やバーが点在しています。