学習院初等科の考査は、東京エリアの私立小学校入試が集中する11月上旬に実施されます。学習院初等科の入試日程(2026年入試)は、例年通り11月1日から数日間にわたり、月齢順・男女別に分かれて厳格に行われます。
入試の倍率と難易度は、首都圏の共学校の中でもトップクラスです。近年の志願者動向を踏まえた学習院初等科の倍率は、男女合わせて約128名の定員(内部進学枠を含む幼稚園からの進学約40名を除く実質募集人員は約88名程度)に対し、志願倍率は男子が約8倍〜9倍、女子が約7倍〜8倍で推移しています。実質倍率でも4〜5倍に達する激戦です。
この学習院初等科のお受験難易度を押し上げている要因は、単純なペーパーテストの知識量だけでは測れない「総合考査」のスタイルにあります。考査内容は大きく分けて以下の4分野で構成されます。
- 個別テスト(口頭試問・テスターとのやり取り):思考力や言語表現力、指示理解の正確さを測定
- 行動観察:小グループでの自由遊びや課題活動を通じた協調性、他者への配慮、自立的行動
- 運動テスト:クマ歩き、ボール投げ、連続運動などにおける身体の柔軟性と指示行動
- 巧緻性・絵画制作:手先の器用さだけでなく、作業中の集中力や最後まで諦めない態度
学習院初等科の過去問対策においては、ペーパーの難問を詰め込むのではなく、先生の話を1回で正確に聞き取り、自分の言葉で堂々と受け答えができる生活習慣の定着が不可欠です。