SNSやネット掲示板、Q&Aサイトを調査すると、「発疹が日に日に増えて精神的に参っている」「本当に消えるのか、シミのような痕が残らないか不安」という声が多数寄せられています。
実際の臨床経過において、発疹は発症から約2〜3週間目にかけてピークを迎えます。この時期は毎日新しい発疹が増えるため、「悪化している」と感じてパニックになりやすいですが、これは病気の典型的な経過です。ピークを過ぎると徐々に新たな発疹が出なくなり、赤みが薄れ、茶色っぽい色調(色素沈着)へと変化しながら枯れていきます。
完治(治るまで)の期間は一般的に6週間〜8週間(1〜2ヶ月半程度)です。個人差があり、早い人で1ヶ月弱、長い人では3ヶ月近くかかるケースもありますが、最終的には自然治癒し、瘢痕(キズ跡)を残さず綺麗に消退します。
ただし、注意すべきは「炎症後色素沈着(PIH)」です。赤みが引いた後に一時的に皮膚がくすんだり薄茶色くなったりすることがありますが、皮膚のターンオーバー(新陳代謝)とともに数ヶ月かけて自然に薄くなります。発疹を無理に掻きむしったり、ナイロンタオルで擦って肌を傷つけたりすると、色素沈着が長期化する原因になるため、刺激を与えないことが最大の予防策です。