SNS上では、金曜ロードショーの放送中によく「あの名シーンが丸ごと消えている」「展開が急すぎる」といった視聴者の投稿がトレンド入りします。テレビ放送枠にはCM挿入や厳密なタイムテーブル(通常枠で約114分)が存在するため、2時間を超える大作映画では金曜ロードショー カットシーン ノーカット問題が不可避となります。
地上波放送で行われる主な編集には以下のようなものがあります。
・尺調整のための移動シーンや会話シーンのトリミング
・本編終了後のエンドロール(主題歌・クレジット)の極端な短縮またはカット
・テレビコード(過度な流血表現、性的描写、喫煙描写など)に配慮したシーンの修正
・洋画における声優の差し替え(地上波専用の吹き替え版の制作)
また、日本テレビの公式サイトを調べて「金曜ロードショー 過去作品 アーカイブがあれば見返せるのでは」と期待するユーザーもいますが、公式サイトに掲載されているのは過去の放送履歴(放映リスト)のみであり、動画自体のアーカイブは存在しません。
作品本来の意図、未公開のディレクターズカット、美しいエンドロールまで余すところなく味わいたい場合は、テレビ放送の切り貼りされたバージョンではなく、動画配信サービスやBlu-rayに収録されている「ノーカット完全版」を鑑賞する方が、作品本来の感動を100%受け取ることができます。