JR東海およびJR西日本は、三大ピーク期(ゴールデンウィーク、お盆、年末年始)において「のぞみ」を全席指定席として運行する方針を定着させました。この施策によって起きた構造的変化が、「ひかり」および「こだま」への自由席需要の集中です。
SNSや乗車口での現場検証によると、繁忙期における自由席特急券の所持者が「のぞみに乗れないため、ひかりの自由席へ集中する」現象が常態化しています。通常期であれば発車10分前の整列でも着席可能なケースが見られますが、繁忙期や連休前後の夕方〜夜間帯は状況が一変します。
特に東京発の下り列車では、品川や新横浜に到着した時点で1〜5号車のすべての通路・デッキまで立ち客で埋まる事例が報告されています。のぞみの指定席が満席だからといって、無計画に「ひかり自由席」へ流れると、数時間の立ち席移動を余儀なくされるリスクが高まります。