多くのメリットを持つ無洗米ですが、知っておくべき注意点やデメリットも存在します。
まず、表面の保護膜である肌糠がないため、空気中の酸素や湿気の影響を受けやすく、普通米よりもわずかに酸化の進行が早いという特性があります。そのため、購入時の米袋のまま常温放置することは推奨されません。
無洗米を長持ちさせる正しい保存ルールは以下の通りです。
- 密閉容器への移し替え:袋から出し、フタ付きのプラスチック密閉容器やジッパー付き保存袋、ペットボトルなどに小分けして密閉します。
- 冷蔵庫の野菜室での保管:温度10〜15℃、湿度70%前後に保たれた野菜室が最適です。常温保存に比べて酸化と乾燥を劇的に遅らせることができます。
- 賞味期限の目安:精米日から春・秋・冬は1〜2ヶ月以内、夏場は2〜3週間以内を目安に食べ切ることが、最高の風味を維持するポイントです。
また、市場における品種の選択肢が普通米に比べるとわずかに限定される点や、とぎ汁を使った伝統的なアク抜き(タケノコや大根の下茹で)に米のとぎ汁が使えないという点も、人によっては小さなデメリットとなり得ます。