Q1:胃腸炎のとき、うどんとご飯(おかゆ)はどちらが消化に良いですか?
A1:消化の速さ(胃内停滞時間の短さ)の観点では、水分をたっぷり含ませて極限まで柔らかく煮た白粥(重湯〜5分粥)が最も優れています。うどんも非常に消化が良い主食ですが、小麦に含まれるグルテンに敏感な体質の方や、噛まずに飲み込んでしまう傾向がある場合はお粥の方が安全です。うどんを食べる際は、必ず通常より長めに煮込んで柔らかくし、よく噛んで召し上がってください。
Q2:果物は食べても大丈夫ですか?消化の良い果物・野菜は何ですか?
A2:果物では「すりおろした完熟りんご」や「完熟バナナ」が最適です。これらは水溶性食物繊維が豊富で胃腸を荒らしません。逆に柑橘類(みかん、グレープフルーツ、レモン)やパイナップル、キウイなどは酸味やタンパク質分解酵素が粘膜を刺激するため避けてください。野菜では、繊維の柔らかい大根、かぶ、にんじん、キャベツ、かぼちゃを、皮を厚めにむいて柔らかく煮込んだものが推奨されます。
Q3:胃もたれや胃痛の時、コーヒーや緑茶を飲んでもいいですか?
A3:原則として控えてください。コーヒーや玉露・濃い緑茶に含まれるカフェインは、胃壁のプロスタグランジン合成を抑制し、胃酸分泌を過剰に促すため炎症を悪化させます。水分補給には、ノンカフェインの白湯、麦茶、ほうじ茶、カモミールティーなどを、熱すぎず冷たすぎない人肌程度の温度で飲むのがベストです。