西城秀樹の最後の姿|壮絶な闘病とラストステージの舞台裏を追う

西城秀樹の最後の姿|壮絶な闘病とラストステージの舞台裏を追う

西城秀樹の最後の姿|壮絶な闘病とラストステージの舞台裏を追うの全貌を詳しく解説してご紹介します。

西城秀樹さんが公の場でファンの前に姿を見せた最後のステージは、2018年4月13日・14日に開催された「同窓会コンサート」(静岡県富士市文化会館ロゼシアター等)でした。救急搬送されるわずか十数日前の出来事です。

当時の西城さんは、度重なる病魔の影響で自力歩行が困難であり、ステージ中央へはスタッフに支えられながら特製チェアに座って登場する状態でした。しかし、照明を浴びてイントロが鳴り響いた瞬間、その表情は一変。左手で握り締めたマイクから放たれたのは、病床の影を感じさせない力強いハスキーボイスでした。

「YOUNG MAN (Y.M.C.A.)」や「ブルースカイ ブルー」を熱唱する姿に、客席からは割れんばかりの拍手と涙が溢れました。現場の舞台監督やスタッフの証言によると、本番直前まで体調の波と戦っていたものの、「ファンが待ってくれている。ステージに立てば俺は西城秀樹なんだ」と語り、気迫だけで全身を奮い立たせていたといいます。動かない右手の代わりに左手で激しくリズムを刻み、身体全体で表現しようとする姿は、まさに命そのものを燃やす伝説のパフォーマンスでした。

伊藤 翔太
著者

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。