近年、金(ゴールド)やプラチナの地金価格が高騰を続け、海外ブランドを中心に定期的な価格改定が行われています。2026年現在の市場データと主要ブライダル情報各社の調査数値を照合すると、平均購入価格は依然として高止まりの様相を呈しています。
取材データに基づく相場を見ると、婚約指輪の全国平均相場は38万〜45万円前後、結婚指輪はペア(2本合計)で28万〜35万円前後がボリュームゾーンとなっています。「給料の3ヶ月分」という昭和のキャッチコピーは完全に過去のものとなり、現代の実態はおよそ「給料の1ヶ月〜1.5ヶ月分」が定着しています。以下の比較表に、最新の数値データと編集部の分析をまとめました。
ここで議論を呼ぶのが「婚約指輪と結婚指輪は誰が払うか」をめぐる男女の心理的摩擦です。SNSやネット掲示板(知恵袋・ガールズちゃんねる等)の投稿を分析すると、「プロポーズ時に婚約指輪を男性が全額払うのは当然」という従来の固定観念に対し、20代〜30代前半の共働きカップルからは「高すぎる指輪を全額出してもらうのは申し訳ない」「その分を新生活の家電や結婚式費用に充てたい」といった現実的な意見が急増しています。
結婚指輪に関しては、男性が女性の分を買い、女性が男性の分を支払う「相互プレゼント型」や、ふたりの共有財産から等分に出すスタイルが定着しました。無理をして見栄を張るのではなく、支払いの配分をオープンに話し合えるかどうかが、その後の夫婦生活の健全性を占う試金石となっています。